一発でわかる!『ククルス・ドアンの島』スレッガーがいる理由?テレビ版と映画版を比較!

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遂に公開された映画『ククルス・ドアンの島』ですが、古参ファンからは「なぜスレッガーがこんなに早くいるの?」と疑問の声が上がっています。「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」をベースにした為、ホワイトベースの地球上での経路が入れ替わったりしているのが理由です。

シネマトゥデイ

古参ファンの中では、物語の後半開始の宇宙(そら)へ戻る直前に仲間になったスレッガー・ロウが、物語序盤の『ククルス・ドアンの島』に登場しているのには違和感を覚えると思います。

今回は、古参ファンの為に「話の順番のどこがどう入れ替わったのか」を解説しつつ、新たなファンにも旧作の流れも理解して頂きたいと思います。

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目次

ホワイトベース、地球へ(アニメ版第5話~11話ぐらい)

大気圏突入前

サイド7へのシャア・アズナブルの襲撃から逃れたホワイトベース地球の南米にある連邦軍の本部ジャブローへ向けて大気圏突入を試みます。

ジャブローを目指すのはガンダムのデータを届けてモビルスーツの量産体制(ジム)を整える為

極論を言いますと、このままジャブローに降下していれば民間人のアムロやほぼメインキャラクターはお役御免で物語は終了・・・となっていたでしょう。

もちろんそんなことを許すはずのないシャア・アズナブルホワイトベース大気圏突入を阻止しようとします。しかし、ガンダムの活躍で失敗しました。

しかし、抜かりがないシャア・アズナブルは今回の攻撃でホワイトベースの突入コースをずらしていました。結果、ホワイトベースは南米ではなく、北米へと降下することに(北米はジオンの勢力圏)。

Twitter

戦いとは、いつも二手三手先を考えて行うものだ』と豪語していたシャア・アズナブルらしい作戦です。

大気圏突入後

北米にはシャア・アズナブルご学友にしてザビ家の四男ガルマ・ザビが待ち構えていました。

当初、シャア・アズナブルはガルマ・ザビと協力して木馬(ホワイトベース)を落とそうとします。

しかし、ガルマ・ザビが戦場においても婚約者イセリナの父に二人の結婚を認めてもらう為に作戦を焦ります。この不甲斐ないお坊ちゃまを見て、シャア・アズナブルガルマ暗殺を決行します。

ガルマに嘘のホワイトベースの所在地を伝えることで、ガルマの乗るガウホワイトベースの一斉射撃を背後から受ける羽目になり撃沈します。

と、ここまではテレビ版(1979年)と映画版の元となった「THE ORIGIN」とだいたい同じ流れになっています。

ホワイトベース、地球上での移動経路

ガルマ様の仇!

このガルマの戦死は、『シャアの左遷』(第26話まで登場しない)『有名なギレン・ザビ総帥の演説』(第12話)、そしてその演説を聞いたシャアの『坊やだからさ・・・』(第12話)を生みました。

ドズル・ザビ中将左遷されたシャアに変わって、ガルマ様の仇打ちを命じられたのは歴戦の勇士、ランバ・ラル大尉でした。顔見せ(第12話)を経て、本格的に第16話ぐらいから登場します。

第15話『ククルス・ドアンの島』:北米~太平洋~日本~オデッサ~ベルファスト~ジャブロー

第13話『再会、母よ・・・』でアムロは日本にいる母親に再会したり、第14話『時間よ、とまれ』を経て、ランバ・ラル隊との激戦前の中休め的なエピソードとして放送されました。

ちなみにテレビ版は北米から太平洋を横断し、日本に立ち寄り、「オデッサ作戦」に参加した後、「南米ジャブロー」へ行くことになります。・・・地球を一周してますね。

映画版の元『THE ORIGIN』では北米から南米へ直行

しかし、『THE ORIGIN』では、ランバ・ラル隊との激戦の後は、南米ジャブローへ直行します。確かに北米での戦いの後、南米へ行く方が近いように思えるので理には適っていますね。

無事ホワイトベース隊は試作機であるガンダムをジャブローへ届け、そのデータをフィードバックし連邦初の量産型モビルスーツ『ジム』の生産体制に入りました。

また、ジャブローでは補充兵として『スレッガー・ロウ』ホワイトベース隊に参加することになりました。

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島
CHARACTER|機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島 公式サイト

映画版の元となった『THE ORIGIN』ではこの段階で『ククルス・ドアンの島』には行かないのです!

映画版の元となった『THE ORIGIN』では『ククルス・ドアンの島』を描いていません!

ジャブローにいきなり行ったので、『ジム』の生産が開始

ジャブローに寄ったので、『スレッガー・ロウ』が早くもホワイトベース隊に加入

ジャブローへ到着したタイミングが違う

テレビ版では宇宙(そら)へ戻る直前という物語の後半あたりでジャブローに到着していましたが、『THE ORIGIN』では物語の前半での到着となる点が、大きな違いです。

その為、映画版『ククルス・ドアンの島』ではホワイトベース隊が「ククルス・ドアンの島」に寄るタイミングが、オデッサ作戦の前となり、作戦終了後は宇宙(そら)へ戻るという流れになりました。

この結果、テレビ版では日本の近海にあった「ククルス・ドアンの島」が、映画版では南米ジャブローとオデッサ作戦の間に島がないと困るので、アフリカ大陸北西部、大西洋にあるカナリア諸島のアレグランサ島が「ククルス・ドアンの島」として変更されることになったのです。

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テレビ版とマンガ版(THE ORIGIN)の比較チャート

今までの話を要約したフローチャートをご紹介致します。

テレビ版(1979年)

THE ORIGIN(2001~2011年)

  1. 北米(対ガルマ・ザビ隊)
  2. 『ククルス・ドアンの島』(日本近海、太平洋)
  3. アジア方面(対ランバ・ラル隊)
  4. オデッサ作戦
  5. 南米ジャブロー到着
  6. ジム量産体制
  7. スレッガー・ロウ加入
  8. 宇宙(そら)へ戻る
  1. 北米(対ガルマ・ザビ隊)
  2. 北米(対ランバ・ラル隊)
  3. 南米ジャブロー到着
  4. ジム量産体制
  5. スレッガー・ロウ加入
  6. 『ククルス・ドアンの島』(アレグランサ島)
  7. オデッサ作戦
  8. 宇宙(そら)へ戻る

このように南米ジャブローへの到着タイミングが異なり『ククルス・ドアンの島」へ立ち寄る時期もかなり異なります。

これが、古参ファンに違和感を抱だかせた理由だったのです。

THE ORIGIN」は後付け要素満載で、色々と修正・加筆が加わっていますのでオリジナルのテレビ版とは異なる部分が多々でてきます。

ただ、テレビ版は富野由悠季御大が原作・監督をし、作画を安彦良和さんがされていましたが、「THE ORIGIN」はその安彦良和さんが独自のアレンジをした内容になっている為、「全くの別物」では無く、「パラレルワールド」的なものとして楽しむことができます(実際に、非常に面白い!)。

古参ファンの方で、まだ「THE ORIGIN」のマンガやアニメを見ていない方は是非今からでもご覧ください。

テレビ版を知らない新しいファンの方は、この機会に第15話『ククルス・ドアンの島』も見てみると楽しいですよ。

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